紫色の何か 〜something purple〜

日々の雑記およびそれまでに自分が思ったこと感じたことをつらつらと

【イベント】20160131_コミティア115

闘会議の翌日はコミティアに出かけてきた。

一次創作の作品、結構好きなんです。自分の感性に合う作品に出会うと嬉しくなる。

事前に大学時代の研究室の後輩がスペースを出すことを知っていたので昨年のコミケぶりに挨拶を、彼の作品ももちろん購入した。

コミケでも創作スペースがあるけど、他の買い物があったり人があまりにも多くてそれどころじゃなくて1つ1つの作品をじっくり読むことができないのでコミティアみたいなイベントは結構貴重だと思ってる。

マンガ作品が大半を占めていて手に取って見るのもそれらが多いけど、評論スペースでいろいろ見るのが一番楽しみだったりする。

日本酒のレビュー本居酒屋のレビュー本を買うことが多い、昨年の冬コミでもいろいろ買った。あと、評論スペースではその人の体験談を書いた本も置いてあることが多くて、いくつか買ったことがあるが市販の下手なハウツー本や指南本よりも身近な描写をしてあることが多くて読みやすく、よほどためになることが多い。

あとレビュー本も「その発想はなかったわw」と思うようなニッチなものを題材にしたもの(例えば「この芋けんぴがすごい!」というような)を見るのも結構楽しいしそういうものに出会えるのを楽しみにしていたりする。

今日買った本をこれから読んでみる、できればレビューも書きたいけど作者の許可を得ずに勝手にレビューを書いていいものかが悩みどころ。

【ライブ】20160130_福山芳樹25周年~驚くべき生命力の謎〜

前記事の闘会議を出た後に同行者の誘いに乗っかって、新宿までライブを見に行くことに。

福山芳樹さんのライブ、自分はJAM Projectの一員としてしか知らず曲もほとんど知らない状態で一見さんとしてのライブ参加だったけど曲に合わせてコールで大声で叫んだりするのは楽しかった。アンコールで唯一知っている「真っ赤な誓い」を生で聴けたのがチケット代に対する満足度の大部分、あと知ってるのは確か「仮面のメイドガイ」のED曲だったか。

会場は1000〜2000人規模のライブハウス、新宿西口のオフィスビルの2階にあるとはね(ライブハウスは地下にあることが多いので)。

ライブが終わったのは22時過ぎ、その後新宿駅まで戻って自分は群馬の家まで終電で帰ることになりました。

開演が30分も押したばかりに…帰れたからよかったけど。

【イベント】20160130_闘会議2016(1日目)

去年から開催された主にゲーム実況メインのイベント「闘会議」(Google日本語入力でも一発で変換できないため打つのが面倒臭い)に去年に引き続きレイヤーとして参加してきた。去年と同じく今年も片日参加。

前日夜から首都圏でも雪が降るかもしれないという予報が出ていたため当日に交通機関に乱れが出ないか非常に懸念されていたが(2年前の大雪のときに電車の運行がかなりカオスなことになったことを覚えているので…)、自分が住んでいる群馬県南部で少し積雪があったものの会場の海浜幕張では積雪はなく雨が少しパラついていただけに留まって電車も通常運行で会場にも問題なく着けたので安心した。

会場に入って同行者といろいろ話をしたが、まず話題に上がったのはイベントの内容的に対象としている人たちが(コミケニコニコ超会議みたいに裾野が広いイベントと違って)非常に限定的である(要はゲームやゲーム実況に興味があるコアな人たちしか来ない)ためイベント参加者が全体を見渡しても少ないということ。

あと、今年から幕張メッセのホールを去年から2ホール多く使用してイベント会場を広くしたため、その分入場料(チケット代)が高くなったということ。

確かこんな感じ。

  • 1日券: 1000円(去年)→1500円(今年)
  • 両日券: 1500円(去年)→2500円(今年)

これには会場内で会った仲間内の若年レイヤーの子が憤慨していた。

今年は去年に比べてコスプレエリアが広くとられていたのはよかった、近くにゲーム音楽のライブステージがあって時折ライブが行われたがそれも聴いていて楽しかった。

コスプレエリアから離れて仲間同士で会場を一通り歩いたが、各ブースで何かを体験するようなことはせずにひたすら写真を撮ったり撮られたりをしていた。会場もホールをフルに使うワンフェスと比べて小さいので回りきるのに時間はあまりかからずに16時半頃に撤収して会場を後にした。

コスプレイベントとしては微妙かもしれない、エリアとして開放されているのは1箇所だけでそこも大して広くないしワンフェスのように野外やホール間の通路も開放されてなかったし。

仲間内の参加者が少なかったためこの日は打ち上げをせず(大酒飲みの人もいなかったので)、会場を後にして自分は同行者の誘いで幕張メッセからの高速バスで新宿駅まで向かうことに。この後のことはまた別の記事で。

 

最後に1つだけ。

twitterとかを見ていてもイベント名を(同じくドワンゴ主催の「ニコニコ超会議」というイベントがあるため、それとの連想で)「ニコニコ闘会議」と呟く人が散見されたが、オフィシャルな呼称は「ニコニコ」を付けずにただの「闘会議」であることをここに付記しておく。

20160129_雑記

みんなでスケジュール組み組み、目指すべきゴールが見えてきた。

スケジュールの組み方と管理については前のところと根本のところは変わっていない、ただ手段が大きく異なる。

デジタルかアナログか、個々人が手を動かすか動かさないか。

今はルールに馴染めてないけど、そのうち前の方法と今の方法で長所と短所を見極められると思う。

【読書中・2】雑文集/村上春樹

昨日寝る前に読んだ「余白のある音楽は聴き飽きない」というオーディオ雑誌に掲載されたインタビューの中の一節が自分の琴線に触れたので記しておく。

氏曰く、

  • 若い頃は機械のことよりも音楽のことをまず一所懸命に考えたほうがよい。
  • 若い頃は多少条件が悪くてもその時に聴いた本や読んだ本は勝手に心に沁みてくる、いくらでも音楽を心に溜め込んでおける。それは歳をとってから大きな価値を発揮する。
  • 記憶や体験のコレクションはその人だけのものであり、世界にたった一つのもの

自分はもう若いというには微妙な立場になってしまったけど、今は良き音楽、良き本、良き映画をできるだけ多く身体に取り込みたいと思う。

特に映画は自分は過去の名作といっても興味を持たずにまだ観てないものも結構多いので。

氏が大学を卒業してからジャズの店を始めたというのは随分前から知っていたけど、7年も続けていたというのを初めて知った。文筆業に専念するために辞めてしまったらしいが。

CDにはCDの持ち味があり、レコードにはレコードの持ち味があると一方を貶めずに両メディアについて語っていたことに共感と好感を持った。

20160128_雑記

手足口を動かす作業はとりあえず今日で一段落、初見の人にいろいろ教えているとそれが自分にも「本当に理解しているか?」ということが跳ね返ってきているのを感じる。

そういう意味でもやはり他人は自身を映す鏡。

コスプレを始めるに至った動機について

当方2011年から活動を開始したレイヤーなのですが、なぜそれをするに至ったのかつらつらと簡単に書いてみる。思うがまま書き出してるのでぐちゃぐちゃです。

当時の大学の研究内に音楽をやっていたり、絵を描いていたり、小説を書いていたり、という創作をしている後輩が多くいたのでそれに触発されてというのが一番根底にあると思う。

それで自分も「何か創造的なことをしてみよう!」と思ったが、絵を描くにしても、音楽をするにしてもすでに活動をしている人がいたため「二番煎じだと思われたくない、他に周囲にやっている人がいないものでできそうなものはないか…」という生来の天邪鬼的な性分もあって、なんかやろうとして手を出したのが…コスプレである。

それは当時付き合っていた人がもともとそれをやっていたので、それにも触発されて…というのもある。(夏コミがデビューの場だったが、その前に関係は切れてしまった)

また、今まで創作者に対して「中二病www」とか「これ意味あんのかwww」と安全圏から好き勝手意見口出しをしていた自分自身に対してある時ひどく「恥ずかしさ」を感じ、「批判・口出しをするなら分野は違えど同じ土俵に立つべきだ」という思いが強くなり、創作者としてレイヤーとなることを決めた。

現在もレイヤーとしての活動を続けているが、やっててよかったと思うのはやはりこの活動をしていなければ出会えなかった仲間に出会えたこと。彼ら・彼女らとはイベントがないときでもたまに遊びや飲み出掛けたりしている。そしてそれは今でも続いている。

あとはあるライブイベント(レイヤーのイベントではない)で「これライブ会場でやったら面白いだろ!」と思って、思い切ってやったコスが局所的に反響があり地方から来た人と一緒に写真撮影をした際に「このイベントに来た甲斐があったわ!」といってもらったこと。これは今思い出してもレイヤー冥利に尽きるなぁと感動したのを覚えている。あとネタ系のコスをして「その発想はなかったわw」といって笑ってもらったり、メディアに撮影されてあとでニュース記事になっているのを見てその反響を見るのも面白いと思っている。

大げさな言い方かもしれないけど、自分が水面に投げた小石が波紋となって伝播し、それが他のところに伝わってその結果何が起こるのかを見ること、つまり自分がどういう影響を及ぼしているのかを見ることが何よりの楽しみになっているのかもしれない。

いつかは卒業する日が来るのかもしれない…けどしばらくは自分も楽しみたいし他の誰かに見てもらってその反響を得てみたい、そして新たな仲間と出会ってみたいと思っているのでレイヤー活動は継続します。

 

そしてレイヤーといったら話題を呼んだ(一部ではサイコホラー漫画と呼ばれている)あの作品を…

 

コンプレックス・エイジ(1) (モーニングコミックス)

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