20171014_つつじが岡公園
市役所に所用(たしか期日前投票だったと思う)があったため、市役所近くのつつじが岡公園の駐車場に車を停め、所用後にせっかくなのでとすでに暗くなった公園を散歩してきた。
夜の公園は昼とは違う顔を見せていて、闇に沈んでいる中小さな明かりがぼんやりと遠くに浮かんで見える様を見て、寂寥感を強く感じた。
そしてこの日は31歳の誕生日。
午前は映画を観に車で佐野イオンモールに行ってて、公園にはその帰りに寄った。
観た映画はたしか「Fate/stay night [Heaven's Feel]」の第一章。
20180608_初めてのスナック
夏賞与が支給されたその日に、以前から話をしていた同僚有志と隣町まで飲みに出た。
平素からお世話になっているベテランの方の車に自分も含めた後輩三名が乗り込む形で。
一次会は鉄板焼きの店で、二次会はスナック。実は、スナックで飲むのは初めてだったりする。窓がなくて扉と看板しかない独特な佇まいで初めて入るのにどうしても躊躇ってしまうというイメージのスナック。今回は常連であるベテランの方に連れられる形で初めて入った。中は意外と奥行きがあって広く、座席も余裕があってかなりくつろげるようになっていた。
お店の女性従業員の方々が何人も入れ替わってお酒を飲みながら話をするスタイル。
酒は件の常連の方がボトルキープしてた「赤霧島」をロックと水割りでひたすら飲んでいた。「赤霧島」も初めて飲んだけど、「黒霧島」よりもすっきりしていて飲みやすいと感じた。「黒霧島」よりも芋の香りが強くないというか。
ひたすら歌(カラオケ)を求められて、あまり拒否して場を白けさせるのも忍びないので久しぶりに「千の風になって」を歌った。
一次会では仕事の愚痴が話の大半だったけど、二次会ではそれぞれのプライベートの話が多かった。既婚者二名から結婚式の話(一日にして数百万の金が溶ける、等)とか、仕事で家にあまり居られなくて子供が自分に懐いてくれないなどの嘆きを聞いたり、あとは同席した女の子とひたすら話をしたが、自分ら(30~40代)が知っている話題がその女の子(6歳下)には通じないとか、ジェネレーションギャップを感じる場面が度々あり、その度に自分も歳を食ってしまったと痛感した。例えば、ドラマの「白線流し」を知らないとか、PHSを知らないとか…そういうところで。
スナックでの二次会が終わった後、車を出していただいたベテランの方とはその場で別れて駅に向かう途中でキャッチに捕まり、キャバクラで三次会をする気になった同僚二名に連れられそうになったが、なんとか振り切って駅までたどり着いて終電に間に合った。
夜の駅前通りはネオンでギラギラ輝いていて、道なりに並んだ店の前にキャッチも列をなして待機していて、駅に着くまでに十人以上に声をかけられた気がする。新宿歌舞伎町でもあんなに大量のキャッチがいることは見たことないしこんなに大量に声をかけられることもない。前評判でも夜はすごいと聞いていたが、本当にそうだと感じた。
【音楽】ハチミツ/スピッツ
あの説明不要の代表曲「ロビンソン」が収録されたアルバム。
いわゆる売れ線の頃にリリースされたアルバムで、20年以上経った今聴いても色褪せない名盤。シングルカットされていないアルバム収録曲からいくつか書いてみる。
「ルナルナ」は、今改めて聴くと田村さんのうねるようなベースが際立っていてそこに魅力を感じた。
「愛のことば」は、学生の頃に一時期繰り返し聴いていたのを覚えてる。PVでくまのぬいぐるみ?が車に轢かれるシーンがひどく残酷に思えて印象に残っている。
「あじさい通り」は、個人的に梅雨の時期に聴きたい曲のNo.1。曲調もリズムもロックっぽくなくて、そういう意味ではアルバムの中で一番変な曲なのかもしれない。情緒溢れる歌詞もたまらなくよい。雨の日にずっと聴いていたい。
「Y」は、静かな曲調でとにかく物悲しくて重たい印象…だが、サビだけは明るさがあってそこに救いを見出すかのような心地になってしまう。夜に静かに聴きたい一曲。
20180527_つつじが岡公園
今年も公園の菖蒲と紫陽花が見頃を迎えた。
梅雨は苦手だけどこの時期の花を見るのは好き。
菖蒲
紫陽花
こちらは最近(1年以内くらい?)に新しく植えられたもので、
咲くところを見られるのを密かに楽しみにしていた。
最近訪れる人も多い、あの東屋から。
改めて良い景観、眼下に白詰草(クローバー)が群生しているのもいい感じ。
城沼には蓮が繁茂し始めている、見頃は梅雨明け頃。
【音楽】オーロラになれなかった人のために/スピッツ
まず、タイトルがいいですね。
意味はわからないけど常人の感性では思い付かないセンスに溢れていて。
デビューアルバム「スピッツ」の後にリリースされたミニアルバム。
5曲の収録だけど一曲一曲の密度が濃い。
「田舎の生活」は、この原曲を聴く以前にトリビュートアルバム(一期一会)のLOST IN TIMEによるカバーの方を先に聴いていて、そのときからノスタルジックに溢れた歌詞と5拍子の心地よいリズムに心惹かれていたけど、原曲を聴いて改めて良いと感じた。草野さんの囁くような優しい歌声がたまらなく良い。
「ナイフ」は、シングル(シロクマ/ビギナー)のカップリングとして収録されたライブバージョンを先に聴いていた。曲調は穏やかだけどそれに反して歌詞の内容が剣呑で、凍てつくような狂気を感じて思わず背筋がぞくっとする。スピッツの曲の様々な考察サイトを見ていると、曲中に現れるナイフは男性器のメタファーという見方がメジャーな模様。
「涙」は、最後を締めくくるに相応しい綺麗なオーケストラソング。時間にして30分にも満たないアルバムなのに、大作アルバムの締めくくりのような充足感を覚えた。